グッドラックファン

第六話 FLIGHT #06 (ep6) 放送日 2003年2月23日 夜間飛行

搭乗

今回は、フライト中心のハラハラする展開です。

前回の最後のシーンの続きから始まります。 お互いの気持ちを不器用に伝えた新海と緒川は、日曜の北京便で帰国後デートしようと約束します。

北京便のキャプテンは香田。香田キャプテンが出社すると富樫チーフにフライトか?と尋ねます。「シンガポール便でーす。」と富樫チーフ。君も日曜帰国か?とこれまた日曜の帰国後の食事の約束。


航空機キャビン

NH955 北京行きのフライトは無事に終了。

通常、成田-北京の飛行時間は3時間30分~4時間45分。 帰国便は、3時間20分~3時間50分です。 しかし今回の帰国便はそうスムーズにはいかないようです。

帰国便のフライトの朝。新海は、北京のホテルで口論している日本人女性を見かけます。今日中に小さい患者の手術を行うために、成田へ行かなければならないということを聞いた新海。自分が操縦する便のANAのチケットを予約する手伝いをします。


フライト

6:45pm NH906(北京発-東京成田行き) 駿河湾上空のシーン。成田、羽田周辺に濃霧が発生し、着陸できない状態と官制からの情報で上空を旋回しながら待機することに。

8:00pm 成田上空で霧が晴れない中、香田キャプテンは関西空港へ降りようと考えます。 驚く新海に「関空への着陸を申請したい。成田、羽田がダメなら関空へ降りるのが通常だろう?そんなことも分からんのか?」 新海は、官制へ「関空へのダイブアウトを要請します。」と報告。 しかし管制塔からの返事は、関西国際空港も雷雲が急激に張り出してきて着陸不可能との内容です。

そこで香田キャプテンの判断は、いつまでも旋回飛行は続けられないと札幌へ向かうことでした。「現在一番安全に降りられるのは北海道だ、新千歳へ向かう。」

今日成田へ到着しないといけない医師の存在を知っている新海は、香田キャプテンに成田へもう一度トライしてみては?と提案します。しかし、香田キャプテンの判断は新千歳空港への着陸ということは変わりません。

「ギリギリまで、俺はあきらめたくありません。」と言う新海に、機長からは意外な返事が。「誰があきらめると言った?」香田も食事の約束をしていたのと、北京のホテルで新海と医師のやり取りを聞いていたことは材料になっているかどうかは分かりませんが、新千歳に着陸して燃料を補給。再度成田への着陸にトライするという、思いも寄らない決断でした。

「この便は一旦新千歳に着陸、燃料を補給して再度成田へ向かう。」

「いいか、新海。ギリギリまで粘るには、まず判断力が必要ということだ!」


0:42am あきらめかけていた新海に官制から「cleared for approach」の連絡。 今しかないと決断したキャプテンの指示で、クライマックスへ。 二人の見事なコンビネーションで、機体は無事に着陸します。 急いでいた医師も受話器でコックピットにお礼。

飛行時間は、本来の時間にプラス6時間程度かかっています。 珍しく、香田キャプテンが新海に「お疲れさん」と声を掛けます。この頃から少しずつ香田キャプテンと新海の間に信頼感が生まれてきているのでしょう。

まさか二人が成田へ戻ってきていると思わない、富樫チーフと緒川。 富樫チーフは香田キャプテンと会えませんが、緒川は新海とファミレスで会うことに。 しかし、緒川の到着後も眠りに入ってしまった新海でした。


FLIGHT #07 (ep7) さらば空

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